|
Wiki Loves Monuments (ウィキ・ラブ・モニュメント、WLM) は、毎年9月に開催される歴史的建造物(heritages, 文化遺産)の国際写真コンテストである。ウィキペディアのコミュニティ構成員によって運営される。コンテスト参加者は、各自の居住地域にある文化財建造物や史跡などを撮影し、ウィキメディア・コモンズに投稿する。参加国の歴史的建造物に脚光を浴びせることが、催しの目的である。 Wiki Loves Monumentsは2010年にオランダから始まった。翌2011年には欧州各国に広まり、最大の写真コンテストのギネス記録を更新した〔ギネス・ワールド・レコーズ、2012、『Largest photography competition』(2013年5月29日取得、http://www.guinnessworldrecords.com/records-6000/largest-photography-competition/)。〕。2012年には欧州以外の国も加わり、参加国は35ヶ国に上った。 == 歴史 == Wiki Loves Monumentsは当初オランダにあるライクスモニュメントの写真を対象にしており、美しさ、科学的価値、文化的重要度を再認識するような建築物などがライクスモニュメントに指定された。初回ではドレンテ州の考古学的歴史的建造物、デン・ハーグにある、アムステルダムの運河にある建築物を含むライクスモニュメントの写真12,500枚が投稿された〔 Virginie Malbos, Le monumental concours de Wikimédia , dans Libération, 9 September 2011, consulted 22 August 2012. "The operation had taken place last year in the Netherlands, and was concluded by the arrival of 12,500 new royalty-free photos."〕。 この成功は他のヨーロッパ諸国の関心を集め、2011年はを記念して18カ国が参加し〔 Bologna su 'Wiki loves monuments' La raccolta delle foto più belle , dans Il Resto del Carlino, 11 août 2012, consulté le 22 août 2012. "In 2011, the competition has also increased, with the participation of 18 European countries that helped with 170,000 images, and now has the support, among others, the Council of Europe and the European Commission."〕、最終的に170,000万近くの写真がアップロード、そして168,208枚の写真が5,000人の参加者によってウィキメディア・コモンズにアップロードされたとしてギネス世界記録に世界最大の写真コンテストとして登録された〔。 2012年はアンドラ、カタルーニャ州、アルゼンチン、オーストリア、ベラルーシ、ベルギー、カナダ、チリ、コロンビア、チェコ、デンマーク、エストニア、フランス、ドイツ、ガーナ、インド、イスラエル、イタリア、ケニア、ルクセンブルク、メキシコ、オランダ、ノルウェー、パナマ、フィリピン、ポーランド、ルーマニア、ロシア、セルビア、スロバキア、スペイン、南アフリカ共和国、スウェーデン、スイス、ウクライナ、アメリカ合衆国といった世界30以上の国と地域が正式参加〔、インドのデリーにあるの写真が35万枚の中から最優秀賞に選出された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Wiki Loves Monuments」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|